オフィスのインフラ整備や社内システムの開発業務を行うシステム開発部コーポレートエンジニアチーム。
今回は、オフィスの移転で大きく社内のインフラ環境を変えたということで担当の吉成に話を聞きました。
移転で行ったインフラ環境整備
ーネットワークインフラ環境が大きく変わったと聞きました。
ネットワークの基幹構成を変えました。ウェイブは、年3割ぐらいずつ従業員が増えていっている会社です。以前の構成では、このまま従業員が増えていくと通信量の負荷により、インフラ環境に悪影響を与える懸念がありました。そこで引越しに合わせて構成を変えたんです。
ーそれによってどう改良されたんですか?
今までの構成だとネットワークを通して大サイズのデータを扱う際などに無線LANが接続しにくくなったり、ネットが遅くなったりするなどの可能性がありました。今回の構成変更でそういったことは起こりにくくなったと思います。とくに当社はコンテンツビジネスですからデータ量も多く影響がでやすい環境だったんです。
ー構成変更というのは今までに経験があったのですか?
知識としてはありましたが、実践の経験はありませんでした。ですから全部委託してしまうという方法もあったと思います。しかし、今回は協力会社の力も借りながら自分たちで実施しました。自分たちで実施したほうが知識がたまる。そうすると何か問題があったときにレスポンスを早くすることができる。早く解決することができるようになると考えたんです。
主の仕事はネットワークから”開発”へ
ーシステム開発部コーポレートエンジニアチームのお仕事はこういったインフラ環境整備がメインなのでしょうか?
今回の構成変更でインフラ環境の問題は大きく改善されました。ですから現在その部分の仕事における比率は低いです。今は社員が自社内で使うシステムの開発がメインです。
ー吉成さんが担当されているのはどんなシステムですか?
自社で作成したコンテンツのデータを他社に納品する際に、他社の仕様に合わせてデータを加工します。僕が担当しているのは、それを助けるシステムの改修です。創業期からあるシステムなのんですが、社員も少なかったので一人で運用する仕様だったんです。今は社員も多いので複数の人間が使いやすいものを目指しています。
ー今の会社にあったシステムに改修しているのですね。
使いやすいというだけでなく、目指すべきものに改修すると納品できるデータが多くなると想定されます。納品できる数が多くなるということは、売上にも貢献できるので重要な改修だと思っています。
満足度の向上と効率化
ー今後のチーム目標はありますか?
2つ考えています。1つは「ユーザー(社員)満足度の向上」です。ウェイブの社員はメディアリテラシーが高く、インフラやパソコン関係の問題を自ら解決しようとしてくれます。ただその分、我慢していることも多いんじゃないかと思うんです。ですから自分たちからユーザー(社員)が不便に思っているところをもっと拾って、満足度を高めていきたいと考えています。
ー積極的に従業員満足度をあげていくという目標ですね。もう一つはどんなものですか?
もう1つは、「ITの力で1分でも仕事を効率化する」という目標です。例えば、毎日30分ルーティンの仕事をしている。これをシステムの力で0分にできたらと思うんです。30分も150人いたら1日4,500分になります。その時間を使って、もっと新しいこと、より良いものができるようになると思うんです。そういった会社の成長に寄与することを何が何でもやっていきたいです。
ー自ら問題点を探し、効率化を行って満足度や会社の成長につなげていきたいということですね。
そうですね。ただ大事なポイントが1つあって、仕事を単純にシステムに置き換えようとするとうまくいかないと思います。例えば、「一か所、転記するだけのシステムを組んで欲しい」という要望があったとき、仮に組んだとしても効率化につながらない。そこで「そもそもその項目は必要か?」と踏み込むことで効率化につながります。業務に疑問をもって取り組む。そういったシステム外の面でもより良いものを提案して効率化や満足度の向上を達成していきたいと思っています。
システム面だけじゃなく広い視野でアドバイスや効率化を果たしていきたいと語るコーポレートエンジニアチーム。会社に寄与するものを目指して日々業務にあたります。
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