ウェイブの知りたいが集まるブログ。
今回は、2025年3月2日(日)に開催された東京マラソンにウェイブメンバー数名が参加しましたので、マラソンまでの過程、そして当日の様子をウェイブメンバー山口にレポートしてもらいました!
Profile-----
山口 涼介(やまぐち りょうすけ)
2021年入社。Festaサービス部所属
社内バスケ部の部長であり、その他部活動や社内イベントへ積極的に参加。最近ハマっている事は料理で、鶏肉を上手に焼く練習とワンパンパスタに挑戦中!
東京マラソンまでの道のり
東京マラソンは東京都区部で開催されるマラソン大会で、日本最大規模の都市マラソン。
参加は「出場して完走したことある!」って言えたら自慢話になりそう…。という浅はかな考えから始まりました。
社内で出場者を募っていたため立候補し、完走を目指し始動したのが7月のことです。
各々が自主練習を進めていく中で、参加メンバーでの皇居ラン(1週5km)を2024年12月に実施しました。代表の関口さん、アニメーション部のG藤さんとI坂さんは、会社がある池袋から集合場所である皇居(大手町)まで走ってきていて、フィジカル&パッションの違いを痛感。
全員、皇居ランは難なくクリアして終了。(実際、一斉にスタートしたけれど、関口さんとI坂さんは圧倒的な速さで1周クリア。更に関口さんは追加のもう1周…信じられない。)
年が明けると各メンバーは、近づく東京マラソンに向けて最後の追い込み。
しかし、物事にトラブルはつきもの。フルマラソンの経験がないメンバーがほとんどだったため、ハードな練習を重ねているうちに半数のメンバーが足を故障。かく言う私も、1月中旬に左足を故障し3週間ほど練習ができませんでした…。
東京マラソン当日
そしてあっという間のマラソン当日。
ウェイブメンバーのG藤さんとT良さんは現地で東京マラソン限定のランニングシューズを購入して気合十分!!!(自分も買っておけばと少し後悔)
東京マラソンのスタートは都庁前。
都庁前付近は、どこを見回しても東京マラソンの参加者だらけ。
気合いに満ち溢れているベテランランナーのような方を見るたびに緊張感がどんどん増していきました。
そんな中ウェイブメンバーのT良さん、U田さんと合流したことで私の緊張はなくなり、スタート直前まで談笑してリラックスすることができました。
さて、いよいよスタートということで、参加者はそれぞれ自分のスタートエリアに入場します。
※申込時に申請したゴールまでの設定タイムによってスタートエリアの入場が異なります。アルファベットがAに近いほど、設定タイムが早く、各メンバーがそれぞれの位置からスタートの中、関口さんはC地点…凄すぎました…。
スタートしてからはそれぞれのペースで走り出しました。
私は20kmまで、ある程度のペースで走って時間を稼げれば、最悪足を痛めても制限時間までに走りきれるだろうと計算していました。
※東京マラソンには収容関門と呼ばれる箇所があり、関門閉鎖時刻までにその地点に到達できないと強制的に競技終了となってしまいます
序盤は1km5分ちょいのペースで走り続けることに成功。都内の道路を走れる嬉しさと一緒に走る参加者のおかげで練習よりも、気持ち元気に走れていたと思います。
当日は20℃近くまで気温が上がっていたので予想以上に体力を持っていかれたのと、完走することに専念をしていたせいか、何も気にせず走ってしまい、景色などを全然楽しんでいなかったと反省。
それでも沿道で応援してくれる人が予想以上に沢山いて、改めて東京マラソンの規模の大きさを感じました。
「君ならできる」「Do your best」の様に色んな応援メッセージを書いてくれている方がいるのですが、
たまに「疲れは気のせい」みないな応援メッセージ見ると、『んなわけあるか!!』と逆に少しペースが上がったりなんかして…(笑)。
△ウェイブメンバーも手作りうちわで応援しに来てくれました!
そんな私の足が限界を迎えたのが30km地点。それまでペースは少し落ちつつも順調に進んでいたのですが、30km地点で記念撮影するために膝を曲げた瞬間、両足に謎の痛みや筋肉痙攣が…。
最初は騙しだましで走れていましたが、最後は100mも走れなくなり、競歩みたいな感じでとりあえず一生懸命走ってるように見せるみたいな感じになっていました。そんな中、他のウェイブメンバーから「完走しました!」という連絡がちらほら…。
ここまできたら、リタイアだけは絶対に嫌だ・・!
そんな気持ちで残り6kmの道のりをまた走り始めました。
そしてゴールへ。
残り1㎞。
この時、私の頭の中に浮かんでいたのは「完走後のビール」「家系ラーメン」「すき家のキング牛丼」その他諸々。我慢してきた欲への期待から、限界を迎えていた足が最後の力を振り絞ってくれたおかげで無事完走!!
タイムは4時間56分…!
ゴール付近は同じ達成感の参加者が多く、隣を走っていたおじさんとゴールした瞬間に無言で握手。直後に近くにいた完走者に写真撮影を頼まれ、撮影したら我も我もで何故か7組ほどの列が…。
でもゴールしたからか何でもお任せの私は足をぷるぷるさせながら、笑顔で撮影し続けました。
ゴールした瞬間は達成感はもちろんありましたが、もう少し早くゴールしたかった悔しさが意外と大きかったです。それから早く皆さんと合流して感動を共有したいと思い、集合場所までなるべく急いで向かいました。
皆さんもきっと疲れていましたが、それ以上に達成感で笑顔に溢れていました。
続々と完走の連絡が入り、無事に東京マラソン終了。
一番の驚きは、関口さんの完走タイムが3時間8分で自己ベストを更新していたこと。
あの暑さの中、ウェイブメンバーの誰よりも早く完走して、合流後も誰よりも元気そうな姿に感服しました。
(私はこの後にゴールしたので撮影に間に合わず・・)
この挑戦がもたらしたもの
フルマラソン未経験のウェイブメンバーがほとんどだったので、皆さん「疲れたけど頑張った!」と言う声がほとんどでした。
当日は達成感からアドレナリンが出ていたので意識していませんでしたが、翌日は過去経験したことの無い痛みが両足を襲ってきました。階段を降りるのも一苦労なほど…。
ちなみに他のウェイブメンバーも両足湿布だらけだったみたいです(笑)。
マラソンを通じて、健康に対する意識はとても高まったと思います。
もちろん毎日何十キロも走るわけではないですが、走ることが習慣化した結果、睡眠の質はとてもよくなったし、食生活でも暴飲暴食をすることがなくなり、体は絞れて万々歳!
あと、練習はしっかり結果に出ることも実感しました。
個人的には練習量は多い方だと思っていたのですが、私よりも早くゴールしたメンバーの練習内容を聞くと、全然練習量が多かったです。やり過ぎは怪我の元かもしれませんが、42kmを走りきるにはそれなりの練習も必須なんだと改めて思いました。
「次も参加するの?」
多くの人から同じ質問をされました。
42km走る辛さも知ってしまいましたが、それ以上に今回のタイムに納得していないので機会があれば是非参加したいです!!!(今のところ)
最後に
改めて
会社の方にありがとう
一緒に走ったメンバーにおめでとう
そして全ての参加者にお疲れ様