軸は「人の可能性を広げること」経営管理部長に話を聞いてみた

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今回は、経営管理部長のインタビューをお届けします。
「教育」という言葉にはいろいろな意味を込めているという、経営管理部長の飯田。
「教育」を軸にした今までのキャリアやウェイブに転職した理由などについて話を聞きました。

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飯田 良平

2017年4月入社。経営管理部長。
ウェイブでは経営管理部がバックオフィス全体を担当しています。

軸は「人の可能性を広げる・自己実現をサポートする」

ー前職ではどんなお仕事を担当されていましたか?


「教育」を軸にキャリアを積み重ねてきましたが、前職は主に新卒領域で企業の採用支援をしていました。クライアントは日系大手から外資、ベンチャーまで様々でしたね。
合同企業説明会のような大小様々な就活イベントの運営や、採用ブランドや採用基準の策定といったコンサルティング業務。また、学生と面談して企業と結び付けるといった人材紹介に近いこともやっていました。

ー軸を「教育」にしていた理由を教えてください。


大きく分けて3つあります。1つ目は、大学時代のアルバイト経験です。
学習塾の講師や社会人向け入門囲碁教室のインストラクターをやっていました。
大人でも子供でも、生徒さんが頑張って問題に取り組み「わかった!」と目を輝かせる瞬間がすごく好きでした。人が成長する瞬間に立ち会うのは、自分にとっても純粋に楽しい時間でしたね。

2つ目は、自分に良くしてくれた高校時代の恩師が、若くして亡くなられた経験です。自分が先生から受け継いだものを世の中に還元していかなければという想いが芽生えました。

3つ目はちょっと変わった経験ですが、海外でのバックパッカー経験です。
20才の頃一度大学を中退して海外を放浪していました。
貧富の差が大きい国を旅する中で、教育格差の問題を感じる機会が幾度もありました。
例えば、仲良くなった人に「手紙を書くよ」と言っても「ごめん、自分は文字が読めない」と返ってくる。様々な人の人生に触れる中で、教育の機会が無いと将来の選択肢も限られてしまう現実も知りました。その経験が「教育は自分の可能性を広げ、自己実現の土台となるもの」という考えにつながりました。

ーウェイブに転職した理由を教えてください。


「採用」という企業選びの瞬間だけでなく、もっと長いスパンで人の成長に関わりたいと考えたのが1つのきっかけです。就職というのは人が成長や自己実現していく上での大きな転機であり、そこに関われることは大きなやりがいでした。でも自己実現という意味では「入社後どう生きるか」ということも大きく影響するので、そこにも取り組みたいなと。

また人材業界で多くの人の人生経験に触れる中で、人の成長って「個人的要素(素養・性質・価値観)と環境の掛け合わせだな」と感じるようになりました。環境によって人の成長は左右されるし、同じ環境でも向いている人と向いていない人がいる。そういったことに関心を覚えました。

ウェイブへの就職は、企業理念への共感と自身の成長環境という視点で選びました。
「社員の成長」を中心に掲げるウェイブの理念が、自分のキャリアの軸とぴったり重なること。そして面接の際、代表関口からなぜこの理念を定めたのかを聞く中で、関口がこの理念の実現に向けて本気であると感じられたことが大きかったです。

人の成長と組織の成長

―自身の成長環境とは具体的にどういうことでしょう?


1つは人事として幅広いことに挑戦できるという点です。
自分の経験を活かせるのは採用領域ですが、採用だけでなく一貫した戦略の元に幅広く人事業務にチャレンジしたいと考えていました。当時管理部門は自分を入れても2名だけだったので、裁量権を持って幅広いことにチャレンジできるウェイブの組織フェーズ、文化は最適だなと考えました。

もう1つ、自分の弱点である「経営視点」を実務で鍛える機会がある点に惹かれました。
自分は元々経済や経営といったことにはほとんど関心が無いタイプでした。
でも社会人経験を積む中で、会社組織において「人の成長」と「人の集合体である組織の成長」は密接に結びついており、事業・組織の成長を考えるにあたって経営的な視点は絶対に必要だと考えるようになってきました。

ウェイブ管理部門の課題として、人事領域だけでなく経営管理体制の構築もあると聞いていたので、実務において自分の弱点領域に取り組めるのはちょうど良いと考えました。

―ウェイブでどのような業務に取り組んでいますか?


2年程前から、理念や指針といった組織のコアとなる概念の策定に取り組んでいます。
社員数が100名を超える頃って、組織の一体感を保つことや、考え方の方向性をすり合わせることが難しくなるフェーズだと思います。そこを乗り越えるために「ウェイブは何を目指し、何を大事にする組織なのか」を明文化することが目的でした。

社員から意見をもらったりPJメンバーで話し合いながら作り上げていきました。
行動指針は何度かリバイスを繰り返していたのですが、ようやく最近内容が固まりました。現在はこの指針の浸透のために、評価制度との連動や日々の行動承認の仕組みづくりに取り組んでいるところです。

人と会社を成長させる管理部門

ー最後に、経営管理部の目標を教えてください。


第一に人と会社を成長させる経営管理部にするのが目標です。
繰り返しになりますが、人と組織、事業の成長は密接に結びついているので、その全てにコミットする部門でありたいと考えています。
管理部門の人間も、事業の成長に向けて当事者意識を持ってできることに取り組んでいくことが非常に重要で、その姿勢が組織の一体感と管理部門の人間自身の成長につながると思っています。

また組織において、管理部門が経営と現場をつなぐ縦方向、社員間を繋ぐ横方向のコミュニケーションのハブになることが大切だと思っています。どうしても立場が違うとお互い見えているものや背負っているものが異なり、コミュニケーションがうまくいかないことも生じる。そこで双方の立場・背景を理解し、つなぎ合わせることが大切になる。実際はそんな綺麗な言葉で収まらず、矛盾の狭間に立たされ大変な時もありますが、そこに粘り強く取り組むことにこそ管理部門の価値があると考えています。

最後に、管理部門で働いている人自身が仕事を楽しみ自己実現していけることが本当に大切だと思います。人生も仕事も楽しんだもの勝ちだと思うので。そのためにどんどん主体的な挑戦ができる環境整備が大事だと考えています。

自分の実現したい何かがあり、それを達成するために自分の課題を乗り越え成長していく。チームメンバーでお互いにそれを支援しながら、刺激とエネルギーを与え合っていく。そんな状態をみんなで作り上げていけたら、最高ですね。

 

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